モダンアートの口コミ・評判・レビュー
モダンアートの特徴
名前からもある程度想像がつくと思いますが、モダンアートというゲームは、絵画をオークションにかけて儲けを得るという内容になっています。売却だけではなく、購入することも可能になっているので、できるだけ安く購入して、高く売却する必要があるのです。これは現実世界のオークションと全く一緒です。ただし、絵画には相場が存在しているので、何でもむやみに購入したり売却したりすればよいというわけではありません。
絵画には当然画家が存在しているのですが、価値は画家によって変わってきます。同じ画家の絵画が多数出品されれば、その絵画は上位となって高い価格が付くのです。また、一般的なフリーオークション以外にも競りの方法が存在しており、一斉入札や一巡競り、ダブルオークションや指値という方法もあります。自分にとって有利な方法で競りを行いましょう。オークションがメインになるので、対象年齢も高いのではと思う人もいるでしょうが、10歳以上とそれほど高くはありません。
モダンアートの口コミ・評判・レビュー
アートの世界は結局、金。アートを利用して「金を稼げ」。
モダンアートは著名な絵画の取り引きを通じてひたすらに金を稼ぐ、何とも皮肉の効いたタイトル。プレイヤーは手持ちの絵画を売りに出し、買い取られることで対価を得る。買われた絵画には箔が付き、ゲームが進むごとに段階的にブランド的価値が上がっていく。絵画自体が価値を持つと共に、このゲーム、究極は「金」で勝敗が決まるのが肝。絵画自体の価値を上げるために絵画を買い取れば、売り手はその分金を得る。高価値になった絵画の所持がその絵画を買い取った金額に負けることもざら。このブランドを買い取って価値を高めるべきか否かの見極めと、絵画の取り引きで各プレイヤーがどれだけの財を手にしているか見極めるのが勝利へのポイント。絵画の取り引き金額の提示方法にはいくつか種類があるが、周到に勝ちを狙うプレイヤーは絵を買わせようとブランド価値を煽ってくるので、下手に話に乗ると痛い目を見る。金の見極めに目を光らせつつ絵画を取り引きするのは実に痛快。
(20代・男性)
モダンなアートを見ているだけでも楽しくなる
モダンアートはどちらかと言うと大人向けのゲームで、子どもからするとプレイしていてよく分からないと思う点もあるようです。ざっくり絵画を賢く手に入れて高く売ることを目的としているゲームと言ってもピンとこないようです。このゲームのポイントはなんといってもデザインでしょう。モダンなアートがスタイリッシュです。コインも絵画のデザインに合わせてバランス良く作られていると思いました。素人目線ではよく理解できないのですが、インパクト、迫力のあるイラストを見るのは楽しいです。盛り上がるゲームではありませんが、お酒を飲みながらおこなうゲームとしてピッタリだと思います。コレクターや富豪になったような気分に浸れました。
(40代・女性)
絵画商の世界やオークションを学べる最高傑作
絵画をオークションで売買しゲーム中で最も稼ぐ絵画商になることを目指すボードゲームです。4人以上の複数人プレイに対応しており、相互の影響も強いゲームです。単純に複数人で思考を巡らせてできることはもちろん、このゲームはボードゲーム以上の価値があります。それは、絵画商の世界観の忠実な再現であったり、様々なオークション形式を学べたり、ボードゲームを通して様々な感性を磨いたり学ぶことができます。一人よがりなプレイをしていても勝てず、ある程度周りも儲けさせながら自分に優位な市場を作っていく市場のコントロール感も秀逸だと感じました。また、カードデザインも現代アートをテーマにしており、各絵画カードに愛着を持てるゲームです。
(20代・女性)
外国籍の友人とは間違いなく盛り上がれるゲームです。
モダンアートというのは世界的な人気ゲームで愛好家やらコミュニティがあるのですが、日本はガラパゴスというか、独自のボードゲームが多いのであまり浸透してないです。それくらい日本と海外での認知度が違いますし、日本人で正直知ってる方は少ないでしょう。外国籍の欧米系の友人で50歳以下なら間違いなく知ってる人が多いゲームです。ラーやケルトが有名ですが、欧米で人気の競りゲームスタイルです。基本的には入札や売り買いをして利益を多く得た人の勝ちなのですが、実際に遊ぶと簡単な時もあり厄介なのはその人の出身地によるローカルルールがあって簡素化されていたり、複雑化していたりすることがあることです。ルールを覚えるには一人でできるアプリがいっぱい出て、指南書までありますからなかなか上達しない人はアプリで練習するのもありです。
(40代・男性)